野菜ソムリエの資格で仕事の幅は広がるのか
野菜ソムリエの資格を取得するまでは、お金と暇があれば、多くの人がクリアできるハードルだと思います。
資格取得を最終目的とし、自分の知識と自信で満足できる人は、それでもいいのですが、折角取得した「野菜ソムリエ」の資格を生かして、仕事をしてみてはいかがでしょうか。
私も道の駅に店長として、自ら資格を取得し、道の駅に来られる多くのお客様に、野菜のすばらしさと面白さを「宣伝」してきました。
野菜を「宣伝」することで、売り上げも伸び、またお客様との信頼関係も築くことができました。
同時に野菜を作っている農家の人たちに、道の駅の店長として「認めて」もらうきっかけにもなったのです。
やっぱり農家の人にとっては、野菜を販売してくれる道の駅の店長が、「野菜のことを何も知らない」という事では、自分が丹精込めて作った野菜を任せることはできません。
野菜ソムリエの資格を取得することにより、農家さんからの信頼は、より厚いものになったような気がします。
このように私の場合は、野菜ソムリエという資格が、仕事に「直結」した資格であったので、デメリットはひとつもな、メリットばかりでした。
私のように、道の駅など野菜を扱う仕事に関係のある方は、野菜ソムリエの資格を取得することは、野菜ソムリエとしての能力も発揮できるし損はないと思います。
特に最近「食の安心・安全」が問われるようになりました。
食品業界に就職を考えている方は、会社の信頼と顧客の信頼を得るためにも野菜ソムリエの資格を取得しておいた方がいいと思われます。
また積極的に野菜ソムリエの資格を取得している人を採用する企業も現れてきました。
ただ、この資格で「飯が食える」かといわれたら、それはまだちょっと無理ですね。
この資格をさらに生かすためには、食に関する資格(調理師や栄養士)やマーケティング関係の資格(販売士など)を一緒に資格取得することで、仕事の幅が広がると思います。
野菜ソムリエの資格をどのように活用して行くかは、その人にゆだねられていますね。
野菜ソムリエに興味のある方は、下記バナーをクリックしてみてください。
日本ソムリエ協会のサイトへ行くことができます。