野菜ソムリエの資格取得は、仕事にとてもプラスです。

私の道の駅は、観光地にも近い山の中にあります。
そのために、多くの野菜が店頭に並んでします。
もう20数年も前になりますが、最初はテントひとつで始めた、野菜販売だったのが、あれよあれよという間に今では道の駅になってしまいました。
その道の駅になった原動力は、やっぱり「地元の野菜を販売すること」だったんです。
この地元の野菜があったからこそ、年間数億円を売り上げる道の液に成長できたのです。
、多くの野菜には触れていたし、なんといっても農家さんから生の情報を聞くことができたので、知らず知らずのうちに、野菜に関しての知識も増えてきました。
私もそんなに勉強ができた方では、ありませんが、毎日野菜と一緒に仕事をしていると、いろんな野菜に触れるチャンスがあります。
農家さんと野菜の話をすると、作り方や育て方の話はたくさん聞けます。その知識だけは、どんどん蓄積されていきました。
道の駅も多くのお客様がやってくるようになりました。
多くのお客様から頂く質問の中かに、「この野菜はどうやって食べるの」「調理の仕方は」「なんていう名前の野菜」「日本の原産?」などと、聞かれることの幅が広いことがわかりました。
育て方などは、農家の人と話をするうちに身に付くのですが、食べ方や料理のレパートリーは、ほとんど教えることができませんでした。
しかも、道の駅の「店長」という肩書がありながら、野菜に関しては、偏った知識しかなく、これはまずいなと思うようになったのです。
ちょうど10年ほど前んでしょうか、「野菜ソムリエ」という資格を知ったのです。
まずは、一番簡単な野菜ソムリエの資格を取得することに
野菜ソムリエの勉強をすることは、野菜に対する姿勢が大きく変わる出来事となりました。
今振り返っても野菜の魅力を伝えたり、良い野菜と悪い野菜の見分け方やその野菜が持っている栄養素のことまで学ぶことができます。
さらに調理のポイントや切り方、煮方、焼き方など、その野菜に合った調理の仕方を学ぶことができました。
そのおかげで、道の駅でのお客様の接客に凄く幅が出てきて、お客様が満足して帰られるのがわかります。
一番私にとって大きかったことは、「野菜ソムリエ」という資格が、私自身に自信を与えてくれたことです。
私が野菜ソムリエの資格を取ったことで、周りの道の駅の店長や従業員たちも続々と野菜ソムリエの資格を取得することになりました。
私が資格を取得できたくらいですから、みんな「それなら私も資格取得は可能だわ」と思ったのかもしれません(笑)。
それくらい簡単に・・・といっては語弊があるかもしれませんが、割と取りやすい資格であることは、間違いありません。
今では、野菜ソムリエクラブというクラブ活動を通して、月に1回野菜の料理教室や、イベント、講演会などで活躍させてもらっています。
地元のケーブルテレビや民放の番組にも何回か出演させていただくことにもなりました。
野菜ソムリエという肩書があるだけで、自分自身も成長できるし、また野菜つながりの「輪」もできるので、本当に今となっては、資格取得しておいてよかったなと思います。
その当時を振り返ると、講座を受講するための費用が15万円くらいかかったと思います。その時は、すごく高いなと思っていたのですが、この資格をずっと使えることを考えると、早いうちに資格を取っておいて良かったなと思います。
もし、野菜に関係している仕事をしている方は、是非野菜ソムリエの資格を取得することをおすすめします。
20数年前は、野菜ソムリエなんて存在も知りませんでした。
私も取得できたくらいなので、難易度はそれほど難しくはありません。